介護基礎学の根っこ

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 介護関係の仕事について、付け焼刃的に介護関係の著書を読み漁ってます。

介護基礎学

介護基礎学

 つい、先日三好春樹さんの本を読み、そこで紹介された介護の基本書である 竹内孝仁さんの「介護基礎学」を図書館から借りて、読み始めました。
 まず最初に飛び込んできた言葉が、
 「介護の概念 − 自立とQOLの向上を目指す援助の一手法」です。
 そして、「実際の介護活動の中で一番忘れられがちなのが、この『自立とQOLの向上を目指す』なんだそうです。
 この3ヶ月間、介護の業務に携わって、付け焼刃で仕入れた情報を基に、ご利用者さんにいろいろ実践しています。
 それに対して、すごく協力的な方もいますが、その反面なかなか協力していただけない方もいます。
 その場合、どうしてこちらの言うことをわかってくれないんだろうと、自分の力不足に無力感を感じています。
 で、上記の著書のなかで、介護関係において「相性」があるという言葉に出会い、なんだか少しばかり救われた気持ちになりました。
 確かに、相性が合うとか合わないっていうのは、人と付き合う中で、かなりの比重を占めます。
 相性が合う人とは、介護業務もすんなりと行うことが、相性が悪いと本当に「どうして、こちらは良かれと思って対応しているのに、それを理解しようとせず、協力してもらえないんだ。」とある種の怒りを感じることが多々あります。
 それは、良くないことだとは思うのですが、自分でも相性のいい人と対応が違うなって、わかります。
 ご利用者の方全員にもっと広い心で向き合わないといけないと自省してます。

 とくに、認知症の方の対応は、本当に手を焼いてます。
 その場合の基本的な対応は、とにかく相手の言うことに同調して宥めることだということは、わかってはいるつもりですが、同じ質問を1時間の内に何回も繰り返され、その度に同じ回答をするのですが、いい加減同じ質問をするのをやめてくれよと言いたくなります。 
 また、帰宅願望の強い方に対して、それを宥めるのは、手を焼いてしまいます。
 今日も、「どうして、私たちを家に帰してくれないのよ。」とか、
 「私たちを閉じ込めて、家に帰してくれないの。」
 「頼むから家まで送ってってよ。」等々です。
 だけど、この方たちの家族からは、その家の特有の事情で、自宅での介護が難しいからとの理由で、ご利用頂いているんですけれどね。

 
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