介護とは、老人の「最後の母」になること。

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 図書館から借りてきていた介護関係の本をやっと読了しました。

新しい介護学 生活づくりの排泄ケア

新しい介護学 生活づくりの排泄ケア

新しい介護学 生活づくりの食事ケア

新しい介護学 生活づくりの食事ケア

 台風の影響かどうかわかりませんが、気温が低くて過ごしやすいです。
 というか、やや肌寒さを感じますが、本を読むには最適な環境でした。
 永年介護に係わってきた人が書かれたものですから、その書かれた内容はすごくわかりやすくて、参考になりそうです。
 そして、同じ著者の本に取り掛かっています。
目からウロコ!まちがいだらけの認知症ケア (ほっとくるブックス)

目からウロコ!まちがいだらけの認知症ケア (ほっとくるブックス)

 ところが、こちらの本は、いままで読んだ「認知症」に関する本とは、まったく異なる見解が書かれています。
 どちらの見解が正しいのか、今の私には判断できませんが、感覚的にはこの著者の考え方のほうが現実に合致しているような気がします。
 著者の紹介する竹内孝仁著「介護基礎学」という本の中で、認知老人の問題行動のタイプを大きく3タイプに分けています。
 一つは、粗暴行為や情緒不安定を示す「葛藤型」です。
 これは、老いた自分を認めたくないことから起きるものです。
 次に、徘徊や見当識障害(いまがいつで、ここがどこか、自分は何歳で、周りの人が誰かがなどがわからない)人物誤認を示す「回帰型」過去の自分に戻ることから起きるものです。
 最後に、自閉、独語を示す「遊離型」つらい現実から逃避して自分の世界に閉じこもることから起きるものです。
 この3タイプに「混合型」や「移行型」が加わるそうです。
 たしかに、今付き合いのあるご利用者さんの行動は、このタイプに当てはまります。
 そして、そのタイプに対する対応方法が示されていて、非常に参考になります。
 この本で、教えられることは本当にたくさんあります。
 その中の一つに、「介護の仕事は、老人の『最後の母』になることです。もちろん男性でもかまいません。介護の世界は『やり手の女と、お人好しの男』からできているといわれるくらいですから、男性のほうが母性的な場合もあります。」という一節がありました。

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