ゲゲゲの鬼太郎はどこ?
本日は、「シニア就業支援講座の『再就職資格取得について』」に参加してきました。
本日の参加者は前回より少なかったです。
最初に講師の方の自己紹介があり、それから講座の開始です。
今回の講師は、もともとは獣医師免許をお持ちなのですが、就職先は食料品関係の貿易会社だったそうです、定年間近で会社がうまくいかなくなって、無職となり、再就職先は「キャリア・コンサルタント」の資格を取得して、職業紹介の仕事に就いたそうです。
現在は、キャリアコンサルティング業をされているとのことでした。
講義内容は、「ハローワーク」のビデオ講座で流されているものと殆ど変わりはないです。
というか、それ以上の説明は、現状は出来ないと思います。
そういう定式化した講義よりも、現状についての情報の方が役立ちますね。
■高齢者(50歳以上の場合)
ハローワークの求人紹介では、なかなか再就職は難しい。
年齢が上がれば上がるほど、再就職先の門戸は開いていない。
求人情報には、「年齢不問」と書いてはあるが、現実的には年齢差別はあり、45歳以上の門戸は開いていない。
今までの社会生活においての人脈(縁故)を大いに活用した方が良い。
役職者・専門職であれば、それ専用の紹介所があるので、そちらを利用した方がよい。
インターネットでの求人案内を活用した方がよい。
PCは、日常的に使えることがあたりまえ。
資格を取ったとしても、就職先はない。
新しく資格制度を作ったところは、役人の天下り先の組織としたものがあり、その資格を取得したとしても、実際の仕事がないことがあるので、気をつけること。
* 新たに仕事のない資格制度を作って、どうするつもりなのか疑問。
そういえば「キャリア・コンサルタント3万に計画」とあったが、現在その資格所有者が、仕事死後多がなくて困っているとのことらしい。
笑えない喜劇です。
今更、新しい資格を取得しても経験の裏づけがないと、折角学校に通って取得したとしても、今度は肝心の仕事がないとのこと。
もっと、巧妙なのは、資格試験の合格者を落とすための仕組みもあるとのこと。
* そうやって資格団体の価値を高めるらしいのだが、実際にはその業務関連の仕事自体がないらいしい。
福祉関係の就職について、現在ヘルパー2級を取得している人は増えていて、一度は就職するのだが、腰痛になってしまい、その後再就職していないケースが多い。
そのため、高齢者が取得して介護関連の業務に従事した場合、自分が「介護されるようになる」可能性があるので、十分気をつけたほうが良いとのこと。
慢性的な人手不足状態。
特に、今まで高齢者のフィールドとされていた分野に、若い人たちが入ってきているとのこと。
また、従前は、行政側からシルバー人材関係の仕事ルートがあったようだが、民間業者を圧迫しているということで、昨年の仕分けで廃止になったとのこと。
と、この講座では、悲観的な話題ばかりになってしまった。
と現状を考える。
「コネなし、資格なし、カネなし(農地もなく自給自足もできない)の高齢者」は、『楢山節考』のように裏山に『高齢者捨山ハイキング』に出るしかないのでしょうか。
しかし、その場合遭難事件として扱われれば、あとから捜索費用など相当額の請求を子供たちに負わせることになってしまう。
じゃあ、迷惑のかからない山は、どこにあるのだろう。
昔、唐の国の先にあるという『補陀落山』を目指して、船出をすればいいのだろうか?
しかし、国境侵犯で隣国に逮捕されることは、必然だ。
まさに、この世は、「どこにもいけない無間地獄」なのだろうか。
誰か、「ゲゲゲの鬼太郎」に連絡取る方法は知りませんか。
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