〔随感日記〕未はまだ人生を・・・

猫よりももっと狭い裏庭にからちょっとしろみのかかった青空を見上げながら、ふと（といっても、最近はいつものことだな）振り返ってみる。
『挫折』っていうのは、夢が挫かれたということと定義して自分の人生を振り返ってみる。
一番最初の『挫折』ってなんだったんだろう？
それは、ほしい物を買ってもらえなかった時かな。
玩具屋さんの前で泣き喚いて「あれ買ってぇー。」とごねても買ってもらえなかった時、これは自分の記憶にはなくて、あとから祖母から聞いた話。
次は、大学受験を失敗した時。
それから、長年付き合っていた彼女に振られた時。
サラリーマンの時、役職者から降ろされて昇進の見込みがなくなった時。
リーマンショックで株価が下がった時。（ちょっとちがうなぁ。）
それぐらいかなぁ。

ただ、今の状況は、勢古浩爾さんのいう『社会から能力を認められていない時』ということになるんだろうなぁ。
こういう時は、『自己承認』が一番大事なんだと、書いてあった。
回り（家族・擁護者・異性）から認められなくても、自分が自分を認めることが一番大切だと。
今までも、それで何とかやってきた。いや、やってきたつもりだ。
これからも『何とかなる。』、いや『何とかなるだろう』いや『何とかしなきゃいけない。』今までも私の中にあったのは、ただこれだけだった。
それで、何とかなってきた。
何とかなっていると信じたい。
これからも、それでなんとかなるだろうという図太さみたいなものが、経験なんだろうか。
くよくよしてもしかたがない、『どうせ人生経験が一番大事なんだ』と、思い込もうとしてるのか、そう思っているのか、はっきり言ってよくわからなくなってきた。
きっと、自己暗示にかけているのだろう。
夜でもないのに、宇宙人のメッセージか？
未来が見える『遠眼鏡』が手元にあったらいいのになぁという気持ちとそんなもの手に入れたらどんな苦しみが待っているかという気持ちが、私の心の中で宇宙大戦争を展開している。
勝敗は、つくのだろうか？
勢古浩爾さん曰く、『人生を語る資格があるのは、５０過ぎてから』と、私には十分資格はあるのだが、まだまだ人生を語るようにはなってないなぁ。と反省。


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