134 家族旅行 前編

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ここの家の家族に連れられて、1泊2日の家族旅行に行ってきたんだ。
ここの家族が全員で出かけるって言うのは、もう3年ぶりかなぁ。
あの時は、僕は連れて行ってもらえなくて、ホテル住まいだった。
その後は、ここの家の女性たちには、何度か連れて行ってもらったけれど、全員って言うのは僕がここの家に来て初めてだ。
男性陣というか、ここの家のパパがへそ曲がりで一緒に旅行したがらないんだ。
今回も、最初はメンバーから外されていたみたいだけれど、家族の誰かが「独り残るのは、可哀相じゃない。」って、主催者のここの家のママに言ったみたい。
それで、ここの家のパパも急遽参加することになったんだって。
まぁ、そんな身内のことはよしとして、あれっ僕は誰に話してるんだろう。
この日記自体が、全編身内のことしか書いてなかったんだっけ。
旅行にいった関係で、この日記も2日間書けなかったんだ。
ここからが、今回の旅行記の始まりだ。

15日の朝6時半にここの家を出て、ここの家の長男が運転する車で、高速道路を乗り継いで僕たちは、目的地の会津若松に向かった。
最初の休憩所で、高速道路を運転したがってたここの家の次女に運転手は交代になった。
途中休憩するたびに、僕も外に出してもらえた。
だけれど、見たこともない景色とたくさんの人と車で、はっきり言って僕は途惑ってばかりだった。
僕の仲間もかなり連れてこられてた。
とりあえず、途中休憩の場所では、いろんなところに僕のマーキングを残してきた。
また来るってことは、ないかもしれないけどね。
猪苗代湖近くのICで高速道路から降りて、会津若松市内に向かった。

最初の観光地は、鶴ケ城に行ったんだけれど、肝心な天守閣は修理中だった。
だけど、僕は建物の中には入れてもらえないから、ここの家のママたちが見終わって出てくるまで、ここの家のパパとその周辺をブラブラする予定だったんだけれど、暑くて暑くてブラブラする状態じゃなかったんだ。
だから、日陰の中でダランとうつ伏せになってたよ。
昼食は、観光雑誌に載っている会津若松市内のお蕎麦屋さんに行ったよ。
だけど、僕は身動きの出来ないキャリーバッグの中に閉じ込められて、とりあえずお店の中には入れてもらえることになった。
店内は冷房が結構効いてた。
炎天下の外で待たされているよりかは、確かにありがたいことだと感謝をしなければいけないんだろうけれど、とにかくキャリーバッグの中は狭くて全然身動きできないんだ。
それで、少し不平の声をあげると、ここの家のママが、僕の好きな食べ物をバッグの中に入れてくれたから、それを食べている間は何とか我慢できたけれど、やっぱり狭すぎる。
でも、そのうち僕の身体が環境に馴染んできちゃったみたい。
「なんでこんなに待たせるの、時間が掛りすぎる」って、ここの家の長女の不満たらたらの声が聞こえる。
それを聞いたここの家の次女は、お品書きを長女に見せて、「お盆期間につき、混雑した時は時間が掛るって、書いてあるからしょうがないよ。」って、この店の店員みたいなことを言っている声が聞こえる。
ここの家の長女が不満をこぼすのは、それだけじゃないみたい。
ここの家の家族が座ったテーブルは、ちょうどお店の真ん中で、店員さんがよく通るんだ、長女が座った席は端っこだったから、店員さんが長女の横を通り過ぎる時に接触したみたいなんだ。
だけど、その時に接触した店員さんが、長女に全然詫びの言葉を発しなかったから、その対応の悪さと待たされている時間が長いのが相乗効果的にここの家の長女の不満の導火線に火をつけたようだ。
割とここの家の長女の声って大きいから、店員さんにも届いただろう。
その後、店員さんが長女の横を通るのを極力避けてたように見えた。
でも、そのお店の蕎麦と豆腐は、おいしかったってサ。
出来上がるまで相当待たされたお蕎麦屋さんを出てから、ここの家の家族は、五色沼(毘沙門沼)に向かった。

ここまで(毘沙門沼)来る途中、コンビニで飲み物を買い込み、運転手変更(長男からここの家のパパ)して、目的地に到着。
ここの家の長男は、昨日の夕方から起きてたのと運転疲れのようでここに来る途中で寝ちゃった。
車から出てこないから、ここの家の長男を留守番として置いて、僕たちは毘沙門沼の展望台に向かった。
展望台のお土産物店や食べ物屋の前には、老若男女のたくさんの人たちが屯していた。
僕の仲間たちも居た。
ちょうど、毘沙門沼の前で記念撮影をしようとしてたら、おばさんがやって来て、記念撮影の邪魔になる。
「写真撮ってるのわかってるんだから、遠慮すればいいのに、おばさんって遠慮ないんだから。」と
これまた、ここの家の長女の怒り。
それを聞いてたここの家のパパは、ちょっと気まずい顔をしてる。
展望台の階段を下りるとボート乗り場に着いた。
僕たちは、沼の遊歩道を歩くことにした。
だけど、かなり道がぬかるんでるのと、女性人が履いてる履物はサンダルだからすごく歩きにくいとクレームをつけてる。
とりあえず、毘沙門沼の途中まで歩いたんだけれど、復路のことを考えるとこのまま継続するのは、時間的・気分的に気が進まないとの意見が大半で途中から抜け道を抜けることにした。
でも、折角来たのだから、他の沼も見てみたいと一旦駐車場に戻り、観光地図で調べると桧原湖の遊覧船発着場が、五色沼のもう一つの入口になってることが判明。
急遽そちらに行くことにした。
柳沼近くの駐車場に到着。
まだ、ここの家の長男はぐっすり眠ったままなので、留守番に残して出かけることにした。
当たり前だけど、こちらの道も泥濘だけど、さっきより歩きやすかった。
僕がドンドン先に歩いて行っちゃうもんだから、最初同行していたここの家のママは、ついていけないとここの家のパパに同行者交代。
とにかくドンドンと奧に進んでいった。
沼に着く度に記念撮影をしながら、奥に進んでいった。
途中展望台がある場所で、記念撮影をしようとしたら、おばさん3人組が後からやって来て、ここの家の家族が写真を撮ろうとしている横で遠慮容赦なく、「露出がどうのこう」の、「写りがよくない」のと、言葉は丁寧なんだけれど、傍若無人な振る舞いに、またここの家の長女が怒りのひとり言。
「家族で記念写真撮ってるんだから、後からきたら終わるまで待つとかするのが常識じゃないの。
なによ、このおばさんたち、ムカつく。」と、またまた聞こえるように言うのですが、まったくおばさんたにはどこ吹く風と、自分たちで写真を撮ってサッサと帰っちゃいました。
そこから先は、道が水浸しになっているので、引き返してきた。
といっても、僕は途中からここの家のパパの腕の中だった。
駐車場に戻り、今日の宿泊先のペンションに向かった。
続く。


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