【随感日記】 私のブログの意味。

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かつてUさんは、大工の棟梁でした。
一時は、羽振りがものすごく良くて、仕事が終わればバーに通い、かなりのお金を費やし、借金を作って離婚。
Sさんは、既婚女性なのですが、なぜか結婚前の姓名を乗る女性。
テキパキと身体が動き、口も達者です。
色んなことに口を出し、一言二言多く喋りすぎるために、回りから煙たがれてしまう。
Wさんも、以前はSさんのようだったみたいですが、今はただ「ウフフ。」と笑ってばかりで、自分の思いを伝えられない。
でも、自分の知っている歌が流れてくると、口ずさんでいます。
「リハビリ体操」の時は、自律して体操は難しいのですが、伴奏で流れる「鉄道唱歌」のメロディを鼻歌交じりで、口ずさんでいます。

そんな人たちが、今は私の勤めるお泊まりのあるデイサービスで過ごしています。
少人数ですが、少人数ながらの人間模様。
その人間関係の中で、いろいろと考えさせられます。
青臭いようですが、「生き続けるとはどういうことだろう」とか、「生産性とはどういうことだろう」とかです。

ある程度(それがどの程度かははっきり言えませんが)の年齢で亡くなるのは天寿ですねと納得いきますが、自分と同世代の方の訃報を聞くと、「もっとやりたいことが色々とあったんだろうに、無念だろうな」と、つい思ってしまいます。
でも、何がしたいのかと自問してみる。
はっきりと言えない自分のもどかしさ、でも自分が生きてきたことを残しておきたい。
だから、このブログを書いているのだろう。
誰かの記憶の片隅に残っていればと思いながら…。

読み終えた本の書評っぽいものです。

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