新入社員の頃

今まで、「さよなら」をテーマに書き綴ってきましたが、10回を一区切りにして、少し休もう。
今日のエピソードは、またまた昔話になってしまいますが、ふと思い出したのですから。
1979年。
私が、一番初めに配属になった支店の支店長は、30才でした。
あの時は、30才といえば、かなりの年配者という感じでしたが、今から見るとまだ若いじゃないかって感じですね。
本当に見る立場によって、全く変わりますね。
だからといって、見下しているわけでもじゃないですよ。
業界自体もそんなに知名度もなく、当然社名の知名度なんてないに等しかったです。
この支店長が、豪放磊落な方でした。
昼間は、大手取引先と接待ゴルフ、夜も大手取引先と接待。
週の内、出勤日数は、数えるくらいだったんじゃないですかね。
ちょっと、誇張かな。
元々は、土建業の親分だった人で、中途入社されたとのことでした。
ですから、性格は豪放磊落な親分肌なのです。
「稼いだ金は、自分に投資しないといかん。」と、上にあげた行状でした。
しかし、今考えると、相当な交際費を使っていたんじゃないかなと思います。
その支店長が、たまに支店の男性を連れて、バー(その町の繁華街の高級店風)に連れて行ってくれるのです。
二次会は、麻雀大会です。
それから、帰宅になるのですが、解散となるのは、もう夜中ですよ。
次の日も出勤と言うのに、とにかく全員若かったんですよ。
所帯持ちは、支店長と支店長代理だけで後の社員は、入社して3年未満ですから。
その翌日と言うか、その日の出勤して、吃驚。
いつもならば、空席の支店長の席に、ちゃんと支店長が座り、遅刻してくる人間がいないかチェックしているのです。
昔々の話でした。


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