９８ いつもと違う道。

今朝もここの家の朝は、５時前から起き出した。
ここの家の次女の出勤が早いからだ。
ここの家のママは、次女を送り出して、もう一眠り。
１時間ぐらい経ったら、ここの家のママは、もう一度起き出して洗濯に取り掛かってる。
本当に毎日お疲れ様です。
それに、ひきかえここの家のパパは、仕事もせず一日中ＰＣの前でカタカタしたり、ブラブラしてどうしようもないよ。
でも、毎日ハローワークに行って求人検索機で仕事を探しているみたい。
帰ってきては、インターネットでハローワークでコピーしてきた求人票を基にその企業の情報を調べてる。
たまに、ハローワークに電話掛けて、
「この会社を見つけたんですけど、求人票は年齢不問なんですけど、ネットで調べると４０歳までって書いてるんですよね。」って、問い合わせをした後、電話を切って
「やっぱり、ネットが正しいんだ。５０歳過ぎると本当に求人会社ないねぇ。」ってぼやいている。
人間社会って、本当に大変なんだねぇ。

それはそれとして、今日の僕の朝散歩は、ここの家のパパと行って来た。
この前話した「暗闇坂」のコース、それから若干僕の我儘でコースを変えた。
今まで入ったことのない道の先に展開する風景は、変わるんだってことを再確認した。
今日の風景は、両側の家並みが同系色で統一されていて、建物の１軒１軒は違うんだけれど、なんだか同じ家が横一列に並んだ感じ。
そして、その道には誰一人いなくて、時折通り過ぎていく家の中からＴＶの音とか子どもの遊ぶ声と僕の仲間の吠える声で、ああ人がいるんだって。
そんな閑静な住宅街に出会ってきた。
その住宅街を抜けて坂道を下っていくと、崖道に竹薮。
これが竹薮なんだと見上げてた。
地道に都会っぽいこの町で、竹薮なんて結構珍しいんじゃないかな。
「崖崩れ防止対策じゃないか。」って、ここの家のパパの薀蓄。
きっと、思い付きだろうけれど・・・。
今朝まで降ってた雨で出来た水溜りを、ヒョイヒョイと軽く飛び越えたりして無事帰還。
そして、今は横にゴロリとなって、いつもの瞑想に突入。

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