99 久しぶりの青空

今朝の空は、久しぶりに青空が広がってる。
朝散歩は、ここの家のパパとグルッといつもとは違うコースを回ってきた。

まず、最初に出会ったのは、通学途中の小学生。
男の子は、少年雑誌を何冊も両手から落ちないように抱えて歩いている。
そのずっと後で、女の子が家のコンクリート壁に凭れながら、アスファルトにできた水溜りの水を運動靴で蹴ってる。
そのうち、学校の方へ歩き始めた。

僕は、先客の残していった匂いを探して、あっちに行ったり、こっちに行ったりと忙しいんだ。
今日の陽射しは、ギラギラと暑いね。
日陰の下には、昨日の雨の後が残ってる。
日陰の外の道は、すっかり乾いちゃってる。
ちょっと歩きつかれたのと、暑いのとで日陰の下で、しばしの休憩。

三叉路の交差点で左に曲る、そこにはちょっと傾斜のある坂道があった。
坂道の途中に、自動車が止まってる。
その自動車のフロント硝子から、まるでウルトラマンのビーム光線のように眩しい太陽の光の襲来。
その向かいの家の玄関では、品のいいおばさんが箒で掃いている。
坂の上には、雲と青空が見える。
僕は、意気揚揚と坂道を上る。
先客の匂いを追いかけながら、左に行ったり右に行ったりと。
坂を上りきったら、そこから今度は別の坂に続く石段がある。
今度は、それを下りる。
僕は、自転車道を使う、ここの家のパパは、階段を一段一段下りるんだ。
まるで、僕に加速度がつくから、途中で止まらない。
グッと僕の首の下の首輪が、一度締め付けたけど、何とかクリアー。
それから、家に向かって、
「さぁ、帰ろっと。」

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