[随感日記］放尿。

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めっきり暖かくなりました。
外は小雨が降っているようです。
今までと違って、深夜帯がそれほど寒く感じなくなりました。

新規の男性利用者さん。
久しぶりに手のかかる利用者さんです。
「トイレまで待てなかった。」と言い訳をして、畳の上に放尿。
部屋の中には、ポータブルトイレを設置しているのに…。
「犬猫でも、トイレを教えると、そこでしますよ。
○○さんのように、畳の上では、やらないですよ。
わかりますか？」と、説明すると、「そりゃそうだ。」と納得されるのですが、それから１時間後、また同じようにポータブルトイレで放尿をしないで、テーブルの上を目指して、放尿したようです。

「○○さん、さっき説明しましたよねぇ。
どうして、またここでおしっこするんですか？」と尋ねると、
「そんなことはしてないよ。」
「そうですね。
○○さんは、おぼえてなくても、ほらここが濡れてるでしょう。」と、濡れた場所を指差す。
「仕方ないですよ。
そういう病気だから…」
「そういう病気だと言われると、なんとも言えないなぁ。」
「ただ、○○さん、何度も言ってますが、おしっこは、このポータブルトイレでお願いします。」と、再度念押しをする。
きっと、もう忘れているんだろう。
それから、１時間おきに、見回りをしている。