今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」

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送迎中に見た景色、それはなぜか理髪店なのに、ガラスウィンドウ越しに飾られたオートバイ。
それを赤信号の停車中に眺めていて思い出した。
子供の頃に欲しかったもの。

それは、プラモデルだった。
私が小学生の時だから、親父は、40歳前だったはず、何故かプラモデル作りに嵌った時期があった。
戦闘機を組み立てると、それを天井から釣り糸で吊るしていた。
結構大きな戦艦大和を何日かかけて組み立てていた。
戦車には、マブチモーターを取り付けて、動かしていた。
しかし、その熱も、突然消えてしまったと記憶している。
それを見ていた私も、親父と同じようなプラモデルが欲しくて、プラモデル屋さんに行ったけれど、自分の小遣いで買えるものは限られていて、親父が組み立てるようなプラモデルは買えなかった。

何故だかわからないが、ふとそんな子供時代を思い出した。

それから、近所の同級生が持っていたリモコンの電動式自動車なんかも欲しかったなぁ。
父親同士は、同じ勤務先だけど、同級生の彼は、当時珍しいコンクリート造りの社宅で、わが家は、長屋風の社宅。
薄々ながら、会社での地位が違うんだろうなぁと漠然と気付いていた気がする。
だから、親にいっても買ってもらえないと、子どもながらに、自分の家の経済状態がわかっていたようだ。
それが、私の根っこにあるようだ。

それと、祖母の口癖だった「上見て暮らすな。下見て暮らせ。」の言葉が、インプリンティングされてしまったのかもしれない。
そんなことを考えるのは、還暦を迎えたからだろうか。