[随感日記]チーズの誕生日。

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仕事終わっての帰り道。
昨日は、わが家のチーズ君の誕生日だったが、今年で何回目の誕生日なのか忘れてしまった。
浪人中は、朝夕の散歩をしていたから、その時は会う人ごとに「幾つですか」と尋ねられていたので、「幾つです。」と答えられていたのだが…。
今年で、8歳か9歳かな。
でも、人間の年齢で言うと、その8倍だから64歳もしくは72歳ということになる。
かなりの高齢犬です。
見た目も動きも、ほとんど変わらないけれどなぁ。
あと何年ここに居てくれるのだろうかと、想像すると目頭がウルッとしてきて、なんだか寂しくなってきます。
我が家に来て、ほとんど家の中にいて、たまに散歩に連れて行ってもらうという環境ですから、一生涯独身で、終えることになります。そう考えると、なんだか悪いことをしたような気持ちになります。
彼の犬生と言っていいのか、わからないけれど、どうだったんだろうと、つい自分の人生と重ねてしまいます。
「まだ、何かできるのでは」と思いながら、終焉を迎えるのだろうか。
今の施設にいる利用者さんのことも、つい考えてしまう。
食べて出してテレビを見て寝る。
そんな毎日の繰り返しです。
介護する立場だと、転倒しないだろうかとか、病気にならないだろうかとか、認知症がどんどん進んで、最終着地はどうなるんだろうとか、心配の種は尽きないのですが…。

いい人生だったと言ってもらえれば良いのだけれど…。
この仕事に就いたからなのか、そもそもの問題意識があったから、この仕事に就いたのか、自分自身でもわからなかくなりましたが、「人が生きるってどういうことなんだろう」と、答えが見つからない質問を自問するばかりです。