石浦教授の講義録。

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通勤電車等の時間を見つけて読んでいるのは、石浦教授の講義録です。

遺伝子が処方する脳と身体のビタミン―東京大学超人気講義録file 3

今回で三冊目です。
こうしてブログを書いている最中にも、自分の身体のなかで起きていることなんですが、今まで全く気にもしないで過ごしてきた。
言われてみれば、自分の身体の内部のことなのに実に不思議なことばかりです。
なぜ風邪を引くと発熱と喉に炎症が起きるのかなんて、今までの体験から「当たり前じゃないか。」と、思ってしまい、そんなこと説明なんてできません。
本書では、その仕組みが説明されています。
また、魚と肉とでは、どちらが血液をサラサラにするかってことも、詳しく説明されています。
パーキンソン病は、ドーパミンが不足するからと言って、ドーパミンを直接体内に取り込んでも、脳には行かないから、その前駆体を取らないと効果がないとか、事例をあげたらきりがない。
そんな面白い本です。