[随感日記]母に感謝。

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さすがにこの年齢になると、誕生日の思い入れはなくなるものかもしれない。
ただ、今日は、「産んでくれた母に感謝する日」ということになるのだろう。
59年前の今日のいつだかわからないけれど、母の胎内から、この世界に出てきた日だ。
その時の記憶は、残念ながら私には「ない」。
当然といえば当然と思っていたら、つい最近読んだ本の中に、「胎内記憶」ってものがあることを知っていささか驚いた。
確か、三島由紀夫の「仮面の告白」の冒頭に、主人公が母親の体内から出てきて、盥を記憶しているっていう文章を読んだ時、「そんなバカなことがあるもんか」と思ったけれど…。
そんなバカなことがあるみたいです。
もし、それがあるとしたら、どこから記憶って始まるんだろうって、つい頭を抱えてしまう。
母と父と一体どっちに記憶の起源が、あるんだろう。
受精卵になった時から、記憶が始まるんだろうか。
でも、自分も長女が誕生する時に、「胎教」にいいからと、モーツァルトなんかのレコードを流した記憶がある。
それって、長女に何らかの影響を与えたんだろうか。
今の彼女には、あの時の片鱗は、みつからない。