利用者さんの戦争体験

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今日は、実にポカポカと暖かかった。
なので、昼食を取って、利用者さんと日光浴をしました。
その利用者さんと世間話をしているうちに、戦時中の話になった。
その方は、終戦の時に17歳で、昭和19年までは、学校で勉強をしていたとのことですが、昭和20年に入ってからは、全く勉強をせずに、勤労奉仕だったとのことです。
3交代の8時間勤務で、その方は飛行機のエンジン部分の作業に従事されたそうです。
終戦間際の4月に空襲があり、当時は豊島区のあたりに住んでいたそうですが、目の前で自分の家が焼け落ちる場面を見たそうです。
それから、東京郊外を目指して千川沿いを歩き、着の身着のままで、親戚の家に向かい、たどり着いた時には、ホッとしたとのことです。
3月の東京空襲の時、両国に行く用事があり、出かけられたそうです。
その時の悲惨さは、筆舌に尽くし難い光景だったとのことです。
そういう体験を話してもらいたいと、自治会の人に依頼されて、講演もされたことがあるとのことでした。
戦争を知らない自分としては、身近に戦争の話を聞いたのは、親父の話以外では初めてのことでした。
映像とか本とは、また違う生々しさを感じました。