読書の秋。

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今日は、一週間ぶりの休日ですが、かなり前に予約していた職場近くの図書館から「貸し出し準備ができた」とのメールが日曜日の届いていたのですが、仕事の関係で取りに行くことができなかったので、職場近くの図書館に借り出しに行ってきました。

折角図書館に来たので、今読みかけている本を、ここで読むことにしました。
笑いと治癒力 (岩波現代文庫―社会)

笑いと治癒力 (岩波現代文庫―社会)

本書を知ったのは、鎌田實さんの本を読んでいた時に、紹介されていた本だと記憶してます。
内容は、突然膠原病に罹った著者が、当時の病院の担当医師たちの対応に不満を抱き、親交のある医師と相談して、「笑いと自分の治癒力を回復させるためにビタミンCを服用」して、担当医が回復困難と診断した病気を自力で克服していく文章が冒頭に書かれています。
それから、偽薬の効用とか痛みについてとか、いろいろと参考となる知見が書かれてます。
その後、本書は、「笑い」が健康にいいっていう代表的な参考文献になったようです。
本書は、こちらの図書館で借り出したものなので、なんとか読了して返却しました。
で、家に帰る電車の中では、地元の図書館で借りている
原子力ムラの陰謀: 機密ファイルが暴く闇

原子力ムラの陰謀: 機密ファイルが暴く闇

を読みました。
本書を知ったのは、脱原発関連のネット情報だったと思います。
内容は、元動燃に勤務し、不審死を遂げた西村さんが残されたファイルを著者が読み解いて行く内容です。
読み終えて思ったのは、国策ということで原子力村の人たちが国民の税金を使って、原子力推進にとって不都合な情報を隠蔽したり、原子力開発に反対する人たちの思想調査を行ったり、村八分を行ったりと、まぁよくもまぁこんなことをやっていたのかと呆れる内容満載です。
で、不都合なことは過去のことなので資料が残っていないとか、忘れたとかの言い訳満載。
そういう人たちが、現在の原子力廃棄物を、そんな期間と比べられない時間を安全に管理なんてできるのだろうか。
まだ、その廃棄物を増やそうとする人たちがいるってことが、ただ恐怖です。