散歩。

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一週間ぶりの休日。
起きたのが9時前。
それからボケッとネットの動画を見たりして時間を潰す。
午後からは連続ドラマを見る。
5時すぎると、チーズがそわそわとし始めた。
これは、夕散歩の催促と判断して、出かける準備を始める。
チーズは、毎度のことながら、玄関口で両足立ちになって喜びを表現する。
外に出て行くのが本当に嬉しのだろうと、勝手にこちらで判断するが、実際のところチーズの気持ちは分からない。
「分からない」と言えば、犬は感情があるのだろうが、意識ってものはあるんだろうかって、つい最近「心と脳」の本を読んでいる影響だろう、とふと考えてしまった。
外に出てみると、近所の愛犬家の人たちと夕散歩を挨拶を交わす。
久しぶりの夕散歩なので、少しばかり遠出をしてみた。
桜の木の下を通り過ぎる時、去りゆく夏を惜しむようにセミたちの鳴き声が、落ちてくる。
気づくともう、8月も終わりで、夏が去って行くのだと、普段はあまり感じることない季節感を味わってます。
他の人が大型連休をとっている時でも、全く休暇が取れない状態が、今年で3度目。
慣れとは恐ろしいもので、休暇が取れないことが当たり前になっている今の自分の感覚です。
まぁ、子供たちも大きくなって、特に家族で何かをするということもない自由さがあるから、悩むことも苦痛も感じてない。
いや、給料は悪くても、無職の時と違って、働けるってことの喜びじゃないけれど、大切を感じているからかもしれないです。
そんなことを妄想しながら、夕散歩をしていると、チーズが立ち止まって動こうとしない。
そんなに暑いわけでもないのに、何が気に入らないのか、動かない。
仕方がないので、抱きかかえて歩く。
この散歩はお前のための散歩な筈だろうと、少し歩いて、地上に下ろす。
今度は、スタスタと歩き始める。
縦長の芝生に覆われた公園に入るが、チーズは直ぐに外に出ようとする。
広い空き地なんだから、家の中にいるより伸び伸びできるのではないかと、思うのだが、チーズはすぐに公園から出て公道を歩きたがる。
帰宅。
今は、帰ってくる他の家族を待っているのか、玄関近くの床の上で俯せになっている。
いつもは、誰もいない部屋でポツリと誰か帰ってくるのを待っているのかと思うと、少しばかり胸が痛みます。