想像。

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この暑い部屋の中で冷房もかけずに、ソファーの上に座っているだけで、汗が流れてきます。
ということは、意識しない状態で、私の体は体温調整を行っているってことなんだと、気づく。
それは、自分の体のことではあるけれど、自分の意識外のところで、絶えず生きているってことなんだと実感。
ふと、思ったのは、人の命は決して無限ではなく限られたものだけれど、意識というか心には限りがあるのだろうかと。
想像というか随感は、時間や空間を超えて、いくらでも広がって行き、限りがないように思える。
想像なんて現実の力の前では、無力なものだと思ったことがある。
それは、庄司薫さんの本に影響されたからだ。
若い時にはいろいろな可能性を秘めているが、年齢を重ねることによって、実際にできることが限定されて卑俗な生活を送ることになる。
そうならないためには、現実的な力を蓄えないといけないと思わされたからだろう。
でも、生きること自体が、すごく大事なことではないかと、最近は思い始めている。
そして、生きて行く上で、想像は必要なものだと痛感する。

利用者さんの家族が、明日夏休みを利用して、海外から一時帰国される。
その家族は、帰国するための準備をしてと、想像していくと、現実の動きとは違うけれど、結構面白い。
小学校の夏休みは、林間学校があった。
その前の日までは、林間学校ってどういうものだろうと、いろいろと想像し、楽しんでいた。
実際の林間学校は、自分の想像とは違い、がっかりしたように記憶する。
というように、自分の想像と現実の違いにガッカリして、過度に期待しないようにしてきたが、それって正しくなかったのかもしれない。
自分の想像に近いものを、自分で演出することに照れとか、臆病さがあって、自分でやってみようという気持ちがなかったってことに今頃気づいている。
自分が思っていることが素直に行動に出せない。
自分で自分の気持ちを制御しているのは、なんだろう。
何が自分の行動を抑えているだろうか。
何を恐れているんだろう。