【随感日記】ボランティア公演。

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めっきり朝夕は、肌寒くなりました。
今日のシフトは、２４時間の連続勤務で明日は休日です。
そして今日は、当施設に利用者さんの同年代のボランティアの方々が、やって来て一時間ばかりの公演をしていただくことになっています。
先方の演目には、歌あり踊りあり、また小話ありとのことです。
が、当施設の利用者さんには、始めてのことなので、楽しんでいただけるかどうか、かなり不安ではあります。

しかし、実際に来所された方達が物怖じせず、テキパキとスケジュールに従って、演目を披露されると、利用者さんは、最初は少しばかり戸惑いが見えましたが、日本舞踊に圧倒され、小噺に聞き入り、タンゴの歌が始まると、もともと踊りの好きなT子さんは、演者さんの輪の中に入って、一緒に楽しそうに踊られていました。
演技の途中で、トイレに立ったUさんは、(演技をしているところを通らないとトイレに行けない)トイレの帰り道に演者の方に、「綺麗だね。上手いね。」と、言って踊りの輪の中に入って踊り始めました。
でも、途中で「足が痛い。」と言いながら、最後まで踊り切れませんでした。
演者の方が、「皆さん一緒に踊りましょう。」と、声を掛けて頂いたのですが、T子さんやUさんのように体を自分でコントロールできる人の方が少ないので、折角声をかけていただいたのに、それに応じることができないのが、少しばかり心残りです。

折角の御縁ですから、今後も継続してきていただきたいものです。