読了本「いじめ」関連

今回は、読了した本の紹介です。
今回読了した本は、加野芳正著「なぜ、人は平気で「いじめ」をするのか?」です。

なぜ、人は平気で「いじめ」をするのか?―透明な暴力と向き合うために (どう考える?ニッポンの教育問題)

なぜ、人は平気で「いじめ」をするのか?―透明な暴力と向き合うために (どう考える?ニッポンの教育問題)

いつものことですが、最寄りの図書館に行ったら、新刊本の紹介棚に本書が展示されていて、既に子供達は成人となってしまったので、直接の関係はないのですが、生来の野次馬根性がムックリ頭を擡げ、手に取り、目次に目を通すと、なんだか面白そうと借りてしまいました。
あとがきによると、高校生を読者対象としているので、割と読みやすい内容でした。
ただ、私の理解力がないのか、タイトル内容の解答は見つかりませんでしたが、「いじめ」の定義、いじめの実態、日本だけでなく世界的な問題でもあるということがわかりました。
ただし、各国によって「いじめ」の定義、実態は違います。
我が国の場合、陰湿な感じが強いです。

本書を読んだ感想は、どんな理由があろうと、「いじめ」は、絶対に許されるべき行動ではない。
なぜならば、「いじめ」は、人権侵害だからです。
他者が幸福に生きたいという権利を誰も奪う権利はない。
その通りだと思いました。