[随感日記] 電力会社はこんな会社
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原発関係の本を読んでいたら、参考図書として、こちらの本がありました。
- 作者: 浜崎忠晃
- 出版社/メーカー: 三一書房
- 発売日: 1997/05
- メディア: 単行本
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私の故郷である中国電力に41年間勤め、その間には組合活動、反原発活動を行ったことで、企業内で思想差別、賃金差別、職場八分などの不当な体験されたそうです。
そうした体験で見聞した電力会社の職場の実態を実際の資料を基に紹介して内部告発された本です。
著者も書いてますが、ここに書かれていることは、戦前のことではなく、民主主義を標榜した戦後の社会で実際に行われていた。
今も、行われているのかどうかはわかりませんが、そんなに変わったとも思えません。
しかし、賃金格差・思想差別・第二組合作り、政・官と電力会社の癒着。
なんともいえないのが、原発推進のため、政治献金や原発立地の地元への大盤振る舞いのもとは、電気料金収入から出ていると言うことで、結局は利用者が負担するということです。
まぁ、いろいろなことが起きたときに、「国に負担させれば言い。」とか、「国が損害を負担します」って言うことは、結局は国民が負担すると言うことなんですよね。
「そんなことを勝手に決めるな」とか「冗談じゃない」って言いいたいことが、本当に一杯あります。