[随感日記] 食べてない。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
 久しぶりにご利用していただくIさんが、出勤と同時に
 「お腹が空いたんだけれど、朝ごはんを食べさせてくれないの。」との苦情。
 「Iさん、朝ごはんはもう食べてますよ。」と、同僚がIさんに説明します。
 その時は、
 「えっ、そうなの。」と、笑いながら納得されたようでした。

 Iさんは、すこし耳が遠いので、補聴器を利用しています。
 だから、すこしばかり人より大きな声を出されるんです。

 先ほどの苦情から1時間後、同僚がそのIさんに
 「Iさんお風呂に入りましょう。」と、入浴誘導の声掛けをしました。
 そのときには、素直に肯かれました。
 ところが、いざお風呂場にお連れして、着替えをお願いしたところ、大きな声を出されて、
 「なによ、朝ごはんも食べさせてもらえないで、お腹が空いて、体がふらふらしているのに、お風呂に入らせようとするの。」と入浴拒否です。
 同僚は、何度か説得を試みましたが、Iさんはまったく聞く耳もたずで埒が明きません。
 同僚は、仕方がないので、
 「Iさん、ではお昼ご飯を食べて、お腹がいっぱいになったら、お風呂に入りましょうね。」と、入浴介助を諦めました。
 それから、Iさんは、大きな声で周囲の人に、
 「ああ驚いた。
 朝ごはんも食べずにお風呂に入れようとするのよ。
 あなたたちも朝ごはん食べさせてもらってないのに、よく黙っているわね。」と。
 それで、Iさんの周りにいたAさんに、
 「朝ごはん食べてないんですか。」って聞くと、
 「う〜ん、食べたような気もするけれど、覚えてない。」とAさんの答え。
 記録を見ながら、
 「今朝は、ご飯と味噌汁と野菜と卵の炒め物だったんですけど、覚えてない。」って、聞くとAさんは、考え込んで、「ああそれだったら、食べたような気がする。」との回答でした。
 その答を聞いていたIさんは、納得できない顔をしているので、
 「わかった。
  朝ごはんのときIさんは、ここにいなかったんですね。
  だから、朝ごはん食べなかったんですね。」と、かなり意地悪いなと思いながらIさんに伝えたところ
 「朝起きてから、ずっとここに座っているけど、朝ごはんは食べてない。」と、自分の訴えを変えようとしません。

 昼ごはんを食べた後。
 また、Iさんからの苦情です。
 「ここは、朝も昼も食べさせてくれないの。」
 昼ごはんを用意した同僚は、
 「Iさん、昼ごはんは私が作った料理を食べていただきましたよ。」と、話してます。
 Iさんは、笑いながら、
 「ああ、そうなの。」と、納得したような顔をしてますが、本当に納得しているのかは、判別できません。

 
 
 


下記のブログランキングに参加してます。
気が向いたらで結構ですが、ご協力を。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ