政治家に望むもの

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 柳澤桂子さんの著書を読んだ記憶があるのですが、年齢のせいか思い出せません。
 今回手にしたのはちくま文庫版の「いのちと放射能」です。
 原題は「放射能はなぜこわい-生命科学の視点から」(地湧社)から昭和63年11月に刊行になったものです。
 当時は、チェルノブイリ原発事故が起きた影響で、わが国でも反原発運動が盛り上がった時期で、放射能原子力発電の恐ろしさについて書いた本がたくさん出版されていた時期です。
 そして、柳澤さんが本書を書こうと思ったのは、放射能の恐ろしさを生命科学的な観点からしっかりと説明した本がないことに気づき書かれたとのことです。
 私の放射能に対する反応は、8月になると、地元のTVで原爆関係の放送を流すことと、平和記念館の資料を見たことがかなり影響を及ぼしているのだろうと思います。
 それから、折に触れて、放射能関連の記事を読んでいたことが、インプットされていて、「どんなに安全だ」と言われても、「放射能が安全なわけがない」という信念のようなものが確固としてあるので、騙されたという気持ちは全然なくて、「今まで一生懸命化けの皮がはがれないようにしていたのに、とうとう剥がれてしまい、安全だと今まで言ってきたことは、これ以上は言えないでしょ。」という気持ちだけです。
 ところが、ここに来てもまだ、「ヒステリー状態になるのは・・・」って言う人がいるっていうのが信じられないのです。
 チェルノブイリの時は、ソ連(当時)が、拡散した放射能の値を偽っていたから、当初の予想と違い相当数の被害者が続出し、今後も増えていくようです。
 チェルノブイリでは、事故が発生して、20年の間に子供たちの白血病甲状腺障害が現れてきているとのことです。
 そして今後は、肝臓ガンなどの晩発性のガン患者が現れるだろうとのことです。

 一体、わが国の場合は、どうなるのだろう。
 その時、わが国の政府は、どういう対応をするのだろう。
 そういう将来のことも考えられるベスト&ブライテストの政治家を望みたいものだ。

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