犬死だけはしたくない。
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昨日の夜勤明けから、今日は丸一日の休日。
それで、今まで図書館から借りまくっていた本を読了しようと朝から、頑張ってます。
とはいっても、チーズの朝散歩には出かけましたが、途中からポツポツと放射能を含む(?)雨が降り出してきたので、引き返すことにしました。
先日紹介した広瀬隆著「原子炉時限爆弾」(ダイヤモンド社)を読了したところです。
今回読了したこの本の中でも取り扱われている浜岡原発についてのニュースが流れていました。
なんという偶然かとちょっとびっくりしてます。
原発を停止したら、電力不足になると言うニュースも流れています。
確かに、そういうこともありえるのかもしれませんが、そもそもこの国の政治家・経営者・マスコミの人たちは、人の生命および環境よりも原発の方が大切なのかと思います。
現実問題、福島原発で起きている放射能汚染について、今も解決がつかず、そこで働いている人たちの被曝問題等が取り沙汰されています。
また、原発近隣の方たちは、緊急避難しなければならないということで、放射能は危険だと言うことは周知の事実のはずなのに・・・。
この本を読んでわかったことは、いかに政府よりの御用学者と言われる人の言うことが信じられないかと言うことです。
そして、その言葉を鵜呑みにして、広めるマスコミ、かつての自民党が作り上げてきた体制は、すごいものだと改めて感心しました。
政権交代とか言っていた現政府は、かつての政権もあまり感心はしませんでしたが、それ以上に感心できないです。
といって、他に選択肢がないというのは、悲劇を通り越して喜劇です。
活断層が集まっているわが国土の上に、リスクの総本山とも言うべき原発を作ること自体が、そもそも想定外だったといわざるを得なかったと言うことです。
そういう問題があることを心ある人たちは、言い続けてきたのに、原発を推進してきた人たちは、ことごとく押さえ込み、また危険な情報は隠蔽し、隠蔽したはずのことを嗅ぎつけた人達の声を押さえ込み、無視し、「原発=安全」神話で、義務教育を通じて洗脳してきたということです。
原発を推進してきた人たちは、どうして、われわれに「原発=安全」だと洗脳して、我々の命と引き換えに原発を作り続ける理由はなんだろうと、なにがあの人たちをそんな方向に持っていくのだろう。
きっと、そこには原発を推進してきた人たちにとってすごく都合のいいことがあるのではないかと、つい邪推したくなってしまいます。
というか、愚かな国民から税金を吸い上げ、そのあといろいろな名目で自分たちに都合の良いようにばら撒き、そうやって資産を増やし、自分たちだけが裕福に安全に暮らせれば、他の人間が放射能で被曝しようがどうなろうがよいと言う、まぁ昔で言うところの「悪代官」的所行ということでしょうか。
しかし、その人たちの思惑で、自分の命をあたら落としたくないものだ。