今週のお題「桜」

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　桜といえば、昔々読んだ坂口安吾さんの「桜の満開の樹の下」を想い出します。
　かなり、強烈な印象が残ってます。

桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

　それから、これはそれよりも昔になりますが、親戚一同が集まって酒宴が開かれ、宴酣となると親戚のオジサンたちが歌う歌は、殆どが「軍歌」で、とくに「同期の桜」をよく聞いた記憶があります。
　最近だと、この季節になると、毎年「さくら」の付く歌が出てましたが、今年はどうなんでしょうか。
　某都知事さんが、「自粛」という言葉を発し、それに対するアンチ行動として、都庁裏の公園で花見が厳かに行われたとのニュースがありました。
　また、昨日の夜間、某国営放送で、変に自粛せずに普通にすればいいのではないかと、一年に一度しか咲かない桜の花には責任がないのだからと、確かに仰るとおりだと思います。
　逆に、この時期不謹慎とか言って、変に自分の正義感を押し売りするのはいかがなものかと思います。
　
　ぱっと咲いてぱっと散る、その潔さには、敬服します。
　ずるずると、いつまでも既得権にしがみつこうとする人のみっともなさ。
　なんと、その方が、有力候補だなんて、応援する人がいるのか？
　桜の花を見習って、ぱっと散るって思いはないんでしょうね。

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