梅の花と鶯
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朝起きて、裏の小さな猫庭から隣家に挟まれた狭い隙間から上を見上げると、そこには厚い雲に覆れた空がみえるだけで、太陽の光は届いてきません。
午前中は、PCを立ち上げ、ネットで求人情報を閲覧して、その後は読書に専念しました。
午後からは、雲間から日差しが出てきました。
その日差しの影響なのか、いままで瞑想に耽っていたチーズはなんだか落ち着きがなく、私が物音を立てる度に、私の方を向いてこちらの表情を窺っているようなのです。
仕方がないので、夕散歩にはすこし早い時間ですが、出かけることにしました。
いつものコースをと思ったのですが、ちょっとコースを変えみました。
というのは、昨日も少し早めの夕散歩を決行したのです。
そのとき、地元の図書館の分館の前の空き地(今まで畑だったのですが、大きな病院を新しく建設予定で、それで遺跡調査をしているのではないかと推測)で、縄文時代の住居跡の発掘の現場を発見したものですから、昨日の続きを見てみようという思いがあったものですから。
ところが、昨日より少し早く家を出たつもりなのですが、遺跡発掘現場には作業している人が居なくいんです。
作業している人は、今日はもう引き上げてしまったみたいです。
残念です。
たしかに、現場近くには、縄文時代の貝塚とか発見されたという立て看板が立っているので、住居跡が見つかっても不思議ではないんです。
写真とかテレビを介して遺跡発掘現場を今まで見たことがありますが、進行中の発掘現場を見るのは、生まれて初めてなものですから、なんとなく興奮しました。
昨日は、発掘現場で働いている人の姿を傍から、小一時間ぐらい見ていました。
時々、作業している女性がこちらを怪訝そうな雰囲気でちらちらと見ていたような気もしますが、そんな視線に負けずに作業を見ていました。
見ていて飽きないんです。
スコップで少しずつ土を削っていくのですが、地道な忍耐の要る作業ですよ。
目の前にある遺跡跡も、ああやって少しずつ土を剥いで見つけたんでしょうね。
まぁ今日は、しかたがないので、いつもの夕散歩を続行です。
住宅街の中を歩いてて、白い梅の花がほぼ満開に近い状態の庭を発見しました。
つい、その白い梅の花を見上げていると、その咲き誇った白い梅の花の森の中で、花から花に飛び回っている小鳥がいます。
胴体が鶯色の小鳥ってことは、・・・鶯です。
梅の花に鶯。
春は、本当にそこまで来ているんですね。