上を見る、下を見る。
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今日は、朝からポカポカと暖かい。
昼過ぎにチーズの散歩を兼ねて近くの郵便局へ郵便物を出しに出かけた チーズも温かくなったのが嬉しいのか、とにかく走るのです。
そして、立ち止まって引き返して匂い探しをして、それからマーキングをして、草の中に鼻を突っ込んでまぁ忙しいたらありゃしない。
できれば、郵便局が閉まる前に到着したいのに、なかなか進まない。
ついイライラしてリードを引張ってしまいます。
やっと、郵便局に着き、用事を済ませて、さあ本格的に散歩するぞと歩き始める。
いつもとは違う住宅街、いつもよりは少し建物が新しいから、雰囲気が違います。
しかし、チーズにはその違いがわかっているのかどうか、とにかく匂いを求めて下を向いて歩いているから周りの景色なんて見てないんじゃないかなと思います。
そういえば、先日紹介した篠田知和基さんの「日本文化の基本形」の中に
「ブルーノ・タウト(日本文化を発見した人)が日本人は空を見上げないと言った。ひたすら地べたにしがみついている文化だ」という言葉を読んで、昔祖母が言っていた言葉を思い出しました。
「上見て暮らすな。下向いて暮らせ。」と、どういう意味かと聞いた覚えがある。
そのときの祖母の説明だと、「上を向いて暮らしたらキリがない、それよりも自分の足元を見てしっかりと生活した方がよい。」ということであった。
だけど、どちらの暮らし方がいいのだろう、上を向いて暮らすのと、下を向いて地道に暮らすのと。
ただいえるのは、今更上を向いて暮らす生活は、出来ないってことだ。