追われた鬼はどこへ
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今日は実に暖かくて、3月並の気温だとのことです。
そして、きょうは陰暦の正月で、今日から卯年が始まるんだそうです。
そして、新暦では今日は節分の日です。
昔、節分の豆まきに関する文章を読んだ時に、考えさせられたのは、外に追い出されてしまった鬼は、一体どこへ行くのだろうかということと、なぜ鬼は嫌われるのかということである。
私自身がひねくれていると言えば、そのとおりなのだが、やっぱりなぜ鬼は怖れ嫌われる役を引き受けたのだろうかということである。
というのは、時の権力者は、時として自分の意に沿わない人たちを鬼や土蜘蛛や天狗に仕立てて、この世から追放すべきだという風説を振りまきたがるからである。
その風習は、今も残っているにちがいない。
確かに、福の神は内にいて、鬼(が適切かどうかわからない、反対語としては貧乏神ではないかと思うが)は外に行って欲しいという庶民の願いは痛いほど判る。
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