冬の夕暮れ

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村
 今日のような冬晴れで霞がかかっていない夕方時には、消防署前の交差点から国道に繋がる坂道を、ゆっくりゆっくりと下っていくと郊外型大型店のビルとビルの隙間から富士山の頭の部分のシルエットを見ることができます。
 でも、一緒に歩いているチーズの目線からは、見ることが出来ません。
 歩道の横を走っている普通自動車の高さからもきっと、見ることはできないすごく微妙な高さからしか見ることはできません。
 そして、坂を降りきる手前の信号を右折し、小高い丘を上りきった場所から、東京方面を見ると、富士山は見えなくなり、今度は民家と高いマンションとの隙間から東京スカイツリーの先端部分が見えるのです。
 現在のように開発される前であれば、目の前の邪魔な建物がなくて、すっきりとした風景の中で富士山も見ることが出来たのでしょうが、今はもうこの場所から見ることはできません。
 ということは、今目の前で邪魔をしている建物の屋上に上れば、そこからは開発前の風景を見ることができるのかもしれません、一度試してみることにしてみよう。

 建物と空との間には、夕暮れの赤っぽい色から始まって徐々にオレンジ色に変わり、それから薄い黄色からますます色が脱色されて白に変わる。
 その白色が境目になって、今度は徐々に限りなく白色に近いブルーからだんだん青みが深まっていく。
 そして、その深い青さの中に白っぽい三日月と星が見えています。
 住宅街の狭い道に入ると、周囲の家屋の高さが先ほどの白き境目を隠してしまい、暗さが一段と深まったような錯覚を覚えます。
 各家々から洩れてオレンジ色の部屋の明りは、人恋しさを誘っている誘蛾灯のように感じます。
 



下記のブログランキングに参加してます。
気が向いたらで結構ですが、ご協力を。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村