繋げていくこと

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 かつて、といっても、もう40年以上も昔のこと、イギリスの4人のお兄さんたちから「だんだん良くなっている。(It's Getting Better.)」と、教えてもらった。
 そして、その言葉をまるで、不思議な呪文のように心のなかで唱えていた。
 その後、その4人組のお兄さんたちからは、「なるがままになる。(LET IT BE.)」とか、「くよくよするな。(DON'T LET ME DOWN.)」とか、何か転げそうになったり、転げて道端で立ち上がれなくなりそうな時に、しらずしらずに激励の手を差し伸べてもらっている。
 実際に手を差し伸べてくれたわけじゃなく、自分の心の中で、勝手に思っているだけかもしれないけれど、そのように希望的観測を抱かせてくれるから、あの4人のお兄さんたちのことがいつまでも忘れられないんだろう。
 でも、すでに2人は、この世からいなくなってしまった。
 それから、「どうでもいいことからは逃げて逃げて逃げまくれ、どうしても逃げられないことがいちばん重要なんだ。」と、教えてくれた同じ生年月日のおじさんは、今はどうしているんだろう。
 「生まれてきてすいません。」って、言葉を教えてくれたおじさんの優しさにも、心を打たれた。
 一つの作品を書くために、実際に主人公が歩いた道を自分の足で歩いて、それを紀行文として残してくれたおじさんからは、自分の足と自分の目でいろいろと体験することの大切さを教えてもらった。
 それからですね、とにかく歩いて見て考えるってことをはじめたのは。
 大衆とか庶民とかの名前をつけられた人たちの生き方とか考え方も、名前を残した人たちと同じくらい大切なことだと教えてくれたおじさんたちにも感謝しよう。
 くよくよして生きていくより、笑って生きていくほうが、精神的にも肉体的にも必要なんだと言うことを教えてくれた、落語家・脳学者の人たちにも感謝しよう。
 
 今、人類は過去経験したことがない「高齢化社会」に足を踏み入れてしまった。
 その先覚者たちは、後輩たちにいろいろと伝えるべき言葉が沢山あるはず、もっともっとそれを伝えていく必要があると思う。
 じゃあ、自分が伝える言葉はなんだろうと考え始める、自分でその言葉を紡ぎ上げることができない場合は、先輩たちが残してくれた言葉を、つなげていくしかない。
 今まで、沢山の先輩たちが、悩みぬき考え抜いて残してくれた言葉をつなげていくことも大切なことではないかと思う。
 そのためには、どんな言葉を残してくれているのかを、探さなければならないわけだ。
 それだけでも、相当な仕事になりますね。


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