〔随感日記〕奇跡の生還へ

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 よくTV番組で「九死に一生を得た」「奇跡の生還」ってありますが、今回読了した本は、まさしくこの奇跡の生還の時に、それを導いてくれる「サードマン現象」をテーマにしています。
 

奇跡の生還へ導く人―極限状況の「サードマン現象」

奇跡の生還へ導く人―極限状況の「サードマン現象」

 サードマンの由来は、アメリカの著名な詩人T.S.エリオットさんの有名な詩「荒野」に登場してくる「いつもきみのそばを歩いている第三の人はだれだ?」だそうです。
 そして、「サードマン」は、人が極限状態に陥り生死の境をさまよっているときに、現れて、その窮地から救助してくれるんだそうです。
 「サードマン」が現れた記録(9.11テロ事件で最後に生き残ってビルから出てきた人とか、南極大陸を横断中に災難が起きた時とか、登山をしている時に遭難にあったときとか、戦争中の捕虜収容所から脱出した時とか、単独航海をしたときとか、海で遭難にあったときとかの記録)を集め、「サードマン」とは一体何者なのかとその謎を解明していきます。
 この本を読んで、思ったことは、「どんな苦難にあったとしても、必ずこの苦難から脱出して生きのびるんだ」という強い信念というか執念があるかどうかが、生死を分けるということです。
 そして、その信念が、自分は決してひとりじゃないんだと、自分とは違う第三者が傍にいてくれるという現象をおこすのかもしれません。
 それは、読んでのお楽しみってことです。




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