庶民の視線で

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 先日、読み終えた本は、下記の本です。
 

株式会社という病 (NTT出版ライブラリーレゾナント)

株式会社という病 (NTT出版ライブラリーレゾナント)

 色々と脳に刺激を与えていただいてます。既に、読み終わっているのですが、著者の主張内容が自分の頭の中で未消化状態なものですから。(苦笑)
 同書の中に、かつて私が読んだ本が参考に出てきているのですが、同じ本を読んでいるはずなのに、著者はこんな読み方をするのかと、感心しながら読みました。
 特に、この本の中で紹介されている歴史家の網野善彦さんの著書には、私もかなり感化された一人なので、その部分は、より一層興味を持って読みました。
 話は飛びますが、網野さんの歴史観は、私が理解している範疇で言えば、教科書にはあまり出てこない一般庶民に焦点を当てて、その人たちがどのように生きたかという視点で歴史を見直されて書かれているとのではないかと思います。
 その視線は、宮本常一さんにも通じるところがあります。
 お二人が研究対象とされた時代は異なりますが、一般庶民に焦点を合わせた歴史の掘り起こしをされた姿勢には敬服します。
 おこがましいですが、私の中にも、その視線で物事を見る癖がついてしまったような気がします。
 というか、どうがんばってもエリートおよび上層階級・富裕階級へ行けるとも思えないし、無理していきたいとも思わない。平凡な一庶民の生活が全うできれば、それで満足と思っているからかな。
 

 著者は、幅広く書かれていますが、参考として下記を上げておきます。
 

日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)

日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)


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