自分の頭で考える。

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 サラリーマン時代であれば、まず見ることのなかった午後から始まる某国営放送の「国会中継」を、無職である現在、本当にごくたまに見ることがあります。
 そして、いつも思うのです。
 「さすがに、国会議員をされている方だけあるなぁ」と、いつも感心して見てます。
 事前に質問事項が手渡されていて、それに基づいて答弁されるのでしょうが、たまに聴いていて、一言一句間違いのない以前どこかで聴いた答弁が、そのままされていると言うことがしばしばあります。
 いくら答弁書資料があっても、あれだけの追求を受けてしまうと、気の弱い私なんか、立ち竦んでしまい、二進も三進もいかなくなってしまう、違う答弁書を読んで余計混乱を犯してしまうのではないかと思うのです。
 とてもじゃないけれど、あんなに沢山の人とカメラの前で、うまく立ち回ることができなくて、すごく惨めな姿をさらけ出してしまうのではないかと思います。
 まぁ、その前に議員になること自体が、非常に大変が必要だと痛感します。

 やっぱり、あの答弁書も、今話題になっている「コピペ」なのかなと思ったんです。
 質問者が違っても、質問内容が同じ内容であれば、同じ回答じゃないといけないということで、模範解答が合って、それを「コピペ」してるのかなと、思った次第です。
 それは、今朝の新聞を読んでいて、「コピペ論文 見逃さない」という記事を読んだからなんです。
 たしかに、「コピペ」って問題がありますよね、だけどパソコンの取扱説明書には、便利な機能ということで紹介されている。
 そしてこの「検索ソフト」の購入者が大学関係っていうのもおもしろい。
 今度は、その検索ソフトをかいくぐるコピペ方法っていうのが出てくるのではないかと、そうなると「いたちごっこ」だね。
 考えるのに、そういう方法で論文を書く学生を作っている大学の教授方法にも、問題があるのではないかとも思う。
 先人の考えを土台にして自分の考えを構築していくっていうことは、実は凄く大変なことだと思います。
 というのは、それとは別に前日の新聞記事で「梅棹忠夫 語る」の本紹介で、梅棹さんが著名な学者を批判している内容がまさしく「コピペ」じゃないけれど、先人の書物を基に考えていく方法だからです。
 本当に独創的な考え方というものは、そうたやすくは出来ないってことだと思います。
 考えるってことは、大変なことなんだと思います。
 だからこそ、面白いんでしょうが
 


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