帯津良一さんの言葉

人気ブログランキングへ
 ホリスティック医療(人間を全体を丸ごと診ていく医療)の日本の魁である帯津良一氏が、
近藤裕さんの喜寿の祝いの講演で、「ホリスティック医療で求められる人間像」についての
発言があった旨の文章に出会った。
 それは、先日紹介した近藤裕・太田塁著『何のために生き、死ぬのか?』の「第4章 バ
ース・ヴィジョンと死生観」の太田塁さんが寄稿した「愛、死生観、ヴァルネラビリティ
− ホリスティックな人間への架け橋」の中に書かれた文章である。

 で、求められる人間とは、「ヴァルネラブルで、パワフルで、メメント・モリな人」とい
うことである。私が、この言葉に接して、おぼろげながらわかった言葉は、「パワフル:力
強くタフな人」のみで前後の言葉は全くわからなかった。
 で、続きを読むと、「ヴァルネラブル」とは、帯津氏が意味する内容は、「よわよわしい
こと、相手の目線まで下がっていくこと」ということである。 
 「メメント・モリ」とは、死の存在を意識した生き方のできる人であり、今ある生を精一
杯生きられる人」とのことである。
 そして、文末に著者の考えが提唱される。
 「人は死ぬために生きているが、同時に命一杯生きるために死ぬのだ。命一杯生きるため
に、死を把握し意識する。
 この人は、『パワフルでヴァルネラブルでメメント・モリな人』なのである。」


 それに近い人は、私の回りにいるだろうかと、あたりをぐるりと見回してみるが、該当す
る人がいない。
 著者は、読者全員に情報発信していることは、よくわかるのだけれど、「う〜ん。」と首
しげる人ばかりじゃないのかな。


下記のブログランキングに参加中。
気が向いたらで結構ですが、ご協力を。
にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ