〔随感日記〕9月最初の日曜日

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9月第一週の日曜日。
早朝の愚犬チーズの朝散歩のときは、見上げた空は曇りだった。
西の空は、重い雲が垂れ込めていた。
朝の太陽は、雲に遮られて、熱線は届かず、すずしい風が吹いていた。
途中出会った女性が連れていた犬に、愚犬がじゃれ付いても、全く相手にされない。
その女性からは、「ごめんね。相手が出来ずに」と、なんとも思いやりのある言葉だろう。
しかし、愚犬は、その犬に愛着を感じているのか諦めきれず、リードを強く引っ張っても後を追いかけていく。

太陽が昇るに従い、早朝の涼しさはどこかに消え、段々と暑さが増してきた。
予約した本が用意できたとの図書館からの連絡を受け、炎天の下、図書館に出向く。
肌を刺すような太陽は、容赦なく熱線を浴びせかけてくる。
図書館で用を終え、自宅に向かう。
市民劇場では、「カラオケ大会」が開かれている旨の白板が立っている。
西口から東口を繋ぐ架線下のトンネルを抜けると、多くの人が駅の東口から市民会館へ向かっている。
市民会館の前には、開演を待っている人たちが、受付で並んでいる。
市民会館横の掲示板を覗いてみる。
今日は、市民音響楽団のコンサート日、某海外のフィルハーモニーコンサートマスターが共演するので、こんなに多くの人が集まっているのかと、納得した。
中央公園に続く、曲がりくねった急な坂道を汗を流しながら上る。
上りきった中央公園の入口前では、愛犬家たちの集会が開かれていた。
自分たちのいる回りをぐるりと鉄網で囲って、その中で参加者と犬たちが、屯している。
鉄網には、ご丁寧に「噛み付きます。」との、張り紙が張られている。
中学校の前まで来ると、校庭から自転車に乗った小学生2人が出てきた。
「何をやってるのだろう。」と、好奇心に駆られて中学校の校内に入る。
校舎の影から砂埃の立つ校庭を覗いてみると、校庭には「入場門」と「退場門」が見えた。
今日は、運動会が開かれているのか、それで朝散歩しているとき、中学生たちが運動着姿で通学していたのだと納得する。

この青い太陽の下で、人それぞれの人が、それぞれの生活を楽しんでいるんだ。
しかし9月に入ったというのに、今日も暑い。




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