夢に消えるジュリア PINK FLOYD
1971年の夏の夜、ラジオから流れてきた1曲の音楽に私は耳を奪われてしまいました。
今では、ピーター・バラカンさんが、商業ロックとか言われている『PINK FLOYD』の「夢に消えるジュリア」です。
なぜだか、無性に心に沁みてしまったのです。
早速、なけなしの小遣いを握り締めて町中のレコード店に出向き、EPレコードを購入しました。
その年の8月に「箱根アフロディーテ」という野外コンサートがあり、その来日記念盤として出されたみたいです。
当時の私には、箱根に行くということは、経済的その他諸々の理由で無理な話しです。
せめて、レコードを聴いて雰囲気を味わいたいと、なけなしの小遣いをはたいて『原子心母』『ピンクフロイドの道』も買いました。
今考えると、完全に商業ベースに乗せられていたのだとは思いますが、当時の純朴な青年にとっては、ビートルズなきあとの空白を埋めてくれるバンドです。
ちょっと言い過ぎでした。
Tレックスほかまだたくさんのバンドはありました。
サザン・オールスターズの「夢に消えたジュリア」とは、違いますので念のため。
http://www.youtube.com/watch?v=dHvhpr5ALnc/
で聴くことができます。(つづり間違ってないとは思うのですが)