チーズの目 91 小雨まじりの涼しい風の中で

目にはさやかに見えないけれど、小雨混じりの涼やかな風の中を、ここの家のパパと朝散歩に行ってきた。
今朝のコースは、坂道の上にコンビニがあるコース。
坂道を上る道路を挟んだ向かいの歩道を歩いている仲間を見つけた。
僕は、道路を横切って渡りたいっていう意思表示をしたんだ。
だけれど、ここの家のパパは渡らせてくれない。
仲間も僕の方をジッと見ていたんだ。
でも、仲間は、同伴の若い女性がグイグイと引っ張る力に対抗できずに、ドンドン遠ざかって行っちゃった。
コンビニにたどり着き、ちょっと高級な住宅街の方へ曲ったら、前を行く仲間がいた。
仲間も僕に気づいたみたい。
で、さっきみたいに僕が来るのを待っているみたい。
この仲間も、さっきの若い女性のようにグイグイと引っ張られて行っちゃった。
その時の僕は、路傍の草に鼻を突っ込んで、先客の匂い探索に夢中。
その仲間の方には、それほど関心はなかったんだ。
僕は、閑静な住宅街のコンクリート壁づたいに、匂い探知機で匂いを追いかけながら歩いた。
アスファルトに出来た水溜りには、雨の滴で出来た水のわっかがぽつりぽつり。
空から落ちてくる冷たい感触で雨が降ってるんだなぁってわかる、そんな雨だ。
匂いを追いかけていたら、住宅街の端っこに着いちゃった。
その端っこには、石階段があって、下るとさっきのコンビニのある坂道に続く。
その石階段を駆け足で僕が下りるものだから、ここの家のパパはちょっとついてくるのが大変そう。
だけど、僕には加速度がついちゃったから、途中で止まることができない。
石階段の途中には、踊り場があるんだけれど、そこもサーッツと通過。
そして、階段を下りきって少し坂を下るとバスの停車場がある。
僕たちが坂を上る時の向かい側。
バスの停車場には、若い女性がおしゃれな容器の飲み物にストローを差し込もうとしている。
その若い女性から少し離れたところに若い男性が、バスが来るのを待っている。
マンション横の小さな公園には、昨日紹介したS家のコギー君とおばさんが来ていた。
(もしかしたら女の子かも、ここの家のパパはわからないみたい。)
少し、遊んで帰って来た。

そして、僕は、カーペットの上で、仰向けにおなかを出して瞑想中。
ここの家のパパが打つPCのカタカタという音を聞きながら・・・。



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