よしだたくろう さよなら4

某飲酒メーカーのCMの音楽を聞いて、かつて中・高時代に聞いた深夜放送のテーマミュージックを思い出す人もいるのではないのでしょうか?
そうです。
あの糸居五郎先生、亀&アンコー先生がパーソナリティだった「オールナイトニッポン」ですよね。
糸居五郎先生の後任が亀淵先生だったと記憶しているのですが、違ったらごめんなさい。
あの当時では考えられなかったビートルズの「アビーロード」のB面(全部ではなかったと思うのですが、)とかピンクフロイドの「原子心母」を流したと記憶している、これも記憶違いだとごめんなさい。
その後の深夜放送のパーソナリティは、当時流行していたフォークシンガーの人たちが、先陣を切ったのは誰だかもう覚えては居ないのですが、忘れられないのは「よしだたくろう」さんですね。
彼をTVで最初に見たのは、朝の生番組だったと記憶しています。
それから、地元のラジオ局にも出演していました。
私が高校1年の時には、彼の出身学校の文化祭に彼が来るということで、どういう経緯高は今はもう覚えてはいないのですが、片道2時間掛けて見に行った記憶があります。
そこで、生の「よしだたくろう」さんを見ました。
生ギターとハーモニカの今で言うところの「弾き語り」ですね。
当時出したばかりの「人間なんて」の曲をメインに演奏されたと思います。
そこで見たというか聞いてびっくりしたのが、ステージから「おなら」の音がしたのです。
あきらかに、ステージにいるのは、彼1人なのです。
それを、「誰だ、今屁をひったのは?」と、観客は大爆笑。
いや、そのなんともいえないオーラを感じましたねぇ。
この人は、きっと大物になると。
ステージの最後は、「ふるさと」でした。
これも、会場大盛り上がりの合唱。
感動を与えていただきました。
その後、会社に入り「よしだたくろう」ファンがいることを知り、それが縁でゆるーい社内人脈ができました。
また、部内のカラオケタイムには、「よしだたくろう」の「洛陽落陽」を歌っていたものですから、私が単身赴任で部を去った後に、赴任先に部下から届いた社内郵便に
「○○課長のよしだたくろうが聞くことができなくなり、淋しいです。」との短いメッセージには、かなり動揺しました。
なんで、転勤する前に言ってくれなかったんだと。
とは言うものの、言われたとしても何の変化はなかったでしょうけれど。
そして、そのメーッセージを送ってくれた部下は、私が面接して入社を決めたので、それを恩義に感じてくれてたみたいです。
それから、8年ぐらい経って、突然その部下から社内電話があり、
「今日で退職することになりました。
いままでありがとうございました。」と別れの挨拶だった。
ところが、社内電話といえど、すべてコンプライアンスの一環ということでモニタリングされているです。
いろいろと彼女の近況情報を聞きたいとは思いましたが、「壁に耳あり、障子に目あり」状態では聞けませんでした。


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