葛藤。

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世間では祭日とか。
でも、私は今日も明日も明後日もずっと出勤です。
そんな私ですが、今入院している職員からの電話に驚かされました。
「検査の結果病名がわかりました。」と、普段通りの口調。
「実は、悪性のリンパガンでした。」
その時の私の脳は 、真っ白になってしまいました。
口から出た言葉は、
「悪性の」
それから彼は、現状を説明してくれたのですが、私の脳は、悪性のガンという言葉に囚われていて、彼の説明を理解できない状態でした。
また、説明している彼も、医者から正式な病名を聞いたとのことでしたが、初めて聞く病名で、ネットで調べたけれどヒットしなかったとのことでした。
ただ、これから抗ガン治療に専念して、ガンが消えたとしても、従来通りの仕事はできないとのことでした。

電話を切った後、ネットで調べてみて、彼の苦境を再確認した次第です。
私の半分もまだ生きていないのにと思うと…。
この病気には、完治って言葉はないとのことでした。
また、入院している病院を聞いていなかったから、彼の携帯に電話して入院先を聞きました。
見舞いに行かないといけないなぁという気持ちと、見舞いに行ってもなぁという気持ちが、私の中で葛藤してます。