大雪。

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事務所の玄関を開けると、真っ白な銀世界。
昼間に行った雪掻きをしたところに、もう雪が積もっています。
歩き出した道には、ほとんど人が歩いた形跡がない。
歩道と車道の境も見分けがつかないほど、雪が積もっている。
それに前から吹雪いてくるから、ビニール傘は壊れそう。
やっと、駅にたどり着いたところに、運良く電車が入ってきたから、それに乗り込んだ。
これまた運良く席が空いていたので座る。
肩からぶら下げていた鞄に雪が薄くつもり。
鞄をきちんと閉めていなかったために、鞄の中の本にも雪がうっすらと積もっている。
ということは、その時になって、初めて自分自身が雪まみれになっていることに気づいた。

また、雪のためにいつもよりスピードダウンして運転しているとのアナウンス。
それはいいのだが、電車が止まるたびに、入り口のドアが開き、そこから冷たい風と一緒に細かい雪が入ってきて、まともに顔に直撃。
まぁ、それもいいとしよう、後3駅ぐらいで目的駅に着くというのに、「先行電車が動かないために、一旦運転をみあわせる。」との車内アナウンス。
それから運転が再開されるまでの間、入り口のドアは開いたままだから、情け容赦なく風と雪が舞い込んでくる。
なんとか、最寄り駅に到着。
いつもの精肉店に行こうと、先人の歩いた後をなぞるように歩いていたら、運動靴だからもしかしたら滑るかもと危惧しつつ、用心して歩いたのだが、滑った。
踏みとどまろうとしたのですが、靴底の摩擦抵抗が少ないために、そのまま滑り尻餅をつく。
すぐ、回りを見渡したけれど、誰もいなくて、失態を見られることはなかった。

で、先ほどの精肉店はというといつもはまだ開いている時刻なのに、やはりこの雪のせいだろう、シャッターは閉まっていた。
スーパーで買い物をして家までの道は、住宅地を通り抜けることになるが、ほとんど人が歩いた形跡がない。
先ほどはなんとか持ちこたえたビニール傘も、ここではほとんど役に立たないばかりか、一陣の風に壊れてしまった。
役に立たないとは言ったけれど、それまではなんとか凌た雪が、ダイレクトに目の前から風に舞って突撃してくる。
運動靴から染み込んでくる雪が解けた冷たい水は、足の感覚を奪って行きます。
こんなに降り積もった雪の上を歩くのって、久しぶりです。