心。

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 50代オヤジへ
にほんブログ村
媒体を通じて見たものと自分の体を介して見たものは、同じものだと思っていたけれど、実際に自分の体を介した時には、その時の自分の体で感じた視覚以外の感覚も同時に感じるから、全く違うんだということに気づいた。
だから、人は、実物を見るために自分の体を使って旅をするのかということに気づいた。
確かに、近くの公園に行った時に、風が木々の枝を通り過ぎてゆく風の音とか、肌を指すような太陽の光とか、夏草の匂いとか、気づかないうちに自分の体に取り込んでいるんですね。
それを当たり前のことと感じるか、なんて素晴らしいことだと感じるかは、その人の感受性の問題ではあるけれどね。
なんてことを考えたのは、今「心」に関する本を読んでいるからです。
そして、心は形のないものではあるけれど、確かにある。
でないと、自分が自分ではなくなる。
かと言って、それを証明することは、今の科学ではできないことのようです。
しかし、心は、本当に不思議なものだと、改めて気づきました。
そして、心は、時間も空間も飛び越えてどこまでも広がってゆくことができる、想像の翼を使えば、ひとっ飛びです。
お金のかからない、一番贅沢な娯楽だなと、一人ほくそ笑んでいます。