[随感日記] 原発を終わらせるを読んで・・・。
- 作者: 石橋克彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/07/21
- メディア: 新書
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子供の頃は、原子力は科学の力だと言われこれからの世界を照らす光だと言われていた。
そして、1970年の大阪万博のときは、「人類の進歩と調和」と言われ、これからは科学の時代だと言われ、夢を描いたものだ。
とこらが、1979年ごろから、原発には問題があるということを書いた本を読み、確かに問題点があるとわかった。それから米国で発生したスリーマイル島事故および旧ソ連で起きたチェルノブイリ事故、それから10年異常経過しても、チェルノブイリには人が近づけないほどの放射能汚染されていると言うことを知る。
原発は、非常に危険なものだということ認識を持っていた。
そして、今回のフクシマダイイチ原発事故、憂慮していたことが現実になってしまった。
この本を読んでいて思ったのは、一旦国が「これからのわが国のエネルギーは、原子力で行く。」と決めてしまったら、いろいろと問題点があっても、そんな問題点はないと、とにかく当初決めた方針を変更しない。」というまったく融通の効かない国なんだと再認識したしだいです。
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