今週2回目の新宿
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今週2回目の新宿訪問です。
南口の改札口を出ると、目の前の甲州街道が横たわっている。
そして、郊外に伸びてゆく道を歩き始める、最初の信号には、前回も書いたけれどものすごい人数が信号が変わるのを待っている。
本当に、どこからこれだけの人数が集まってくるのかと、いつもながら不思議だ。
しかし、駅から離れてゆくに連れて人影はドンドン少なくなってくる。
本日の目的のビルに到着。
ビルの前には移動式弁当屋さんが店を開いている。
時刻もちょうど正午ということで、ビルから沢山の人が出てきた。
今日も予定時刻より早く着いたので、ビルの周りをぐるりと1周して回る。
なんと、隣は墓地である。
裏手には、幅が狭くて長細い公園があった。
立入禁止の札が掛かったロープの内側には、ホームレスさんたちの住処になっているようだ。
その公園の一角に喫煙場があった。
まずは、そこで一服。
先ほどのホームレスさんの住処の近くのベンチに腰掛けて、予定時刻近くまで読書と決め込む。
図解・感覚器の進化―原始動物からヒトへ水中から陸上へ (ブルーバックス)
- 作者: 岩堀修明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 新書
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だが、ついこの本の面白さに引き込まれてしまう。
初めて知ることばかりで実に面白い。
例えば、「ネコの瞳で時間を計る」に書かれている内容は、
「ネコは天候に関係なく瞳孔の形が時間の経過とともに変わっていいくとのこと。
太陽の見えない日でも、ネコの眼を見るとおおよその時間がわかるんだそうです。
そして、昔の人はそれに気づいていたから、こんな古歌をのこしているんだそうです。
『六つ(午前と午後の6時)丸く 五(午前8時)七(午後4時)卵に
四つ(午前10時)八つ(午後2時)は柿の核なり 九つ(正午)は針』なんだそうです。」
と読み耽っていたら、予定時刻が近づいたので、目的のビルに入り要件を済ませる。
前回は、天候が悪くて散策ができなかったが、今日は実にいい日和です。
少しばかり、風がありますが、気にせずに歩くことにした。
明治通り沿いにわが家を目指しました。
途中「戸山公園」の中を散策して、1級河川の「神田川」を越えると坂道が現れ、その坂道を越えて歩きました。
池袋駅近くに着いた頃、空模様がなんだか怪しくなってきました。
一雨来るのかなと鞄の中を確認すると、前回はちゃんと用意していた折畳の傘がない。
そうか、あの日傘を傘立てに立てたままにしていたことを思い出した。
できれば、今日は雨よふらないでくれ。
だけど、ここまで歩いてきて思ったのは、信号待ちをしている時に聞こえてくる話し声が、向こうから歩いてきたアベックの話し声、殆どが日本語じゃないんですね。
池袋駅に向って、女子高生たちが歩いていく。
ちょうど、下校時間にぶつかったようです。
歩いているとなんだか見覚えのある道にぶつかる。
道路標識を見ると「不忍通り」。
私が知っている「不忍通り」は、上野から駒込の間だ、そしてここは大塚駅前と相当の距離があるけれど通りの周辺の風景というのは似てくるのかなとふと思った。
ここまでで大体2時間以上掛かってしまった。
歩きつかれたので、私の体は大塚駅の改札口に吸い込まれてしまった。