今週のお題「心に残る映画」

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　今まで見た映画は人と比べて決して多くはないだろう。
　私が住んでいた瀬戸内海の小さな町には、映画ブームが去ってからは廃れていき、町から映画館がなくなった。
　だが、東京という町に出てきて、映画館の多さにはびっくりした。
　その時は、かなりの頻度で映画館には足を運んでいた。
　その頃の、印象に残っている映画と言えば、「スケアクロウ」「死亡遊戯」etcだ。

スケアクロウ [DVD]

　それから、ビートルズの映画（野外コンサート、「マジカル・ミステリー・ツアー」）

マジカル・ミステリー・ツアー [DVD]

　なんせ３本立の映画が学生でも見ることができる入場料だったのだから、しかし新作映画を見ることは経済的に難しかった。
　社会人になってからは、映画を見る機会がなくなった。
　子供ができてからは、子供に付き合ってアニメ映画を見ていた。

　そのアニメ映画で心に残っているのは、「となりのトトロ」である。

となりのトトロ [VHS]

　これは新聞の紹介記事を読んでいたく興味を持ち、その当時近くにあった貸しビデオ店で借りて見たと記憶している。
　最初に驚いたのは、まるで実写のようなその画像。
　それから、憶えやすいテーマソング。
　なんといっても、昭和を髣髴とさせる時代背景に、すんなりと入って行けて、何度見ても、見飽きたからもういいやって気持ちが起きない、いつまでも心を虜にする不可思議な魅力がある。
　そして、何でも許してしまえるほど心が無謀になってしまう。
　

東京物語 [VHS]

　「東京物語」は、ごく平凡な一家族の物語ではあるが、老夫婦の何気ない会話・動きを見ていると、本当に泣けてくる映画だ。

男はつらいよ [DVD]

　この映画は、今住んでいる近くが舞台となっているから、それだけでも親近感が沸いてしまう。
　しかし、なんといっても「この主人公みたいに現実離れした能天気な人間」が、身近にいたらきっと困るだろう。
　だけど、こういう世界があればいいだろうなと言う気持ちを起こさせてくれるということで心に残っている。

　ということで、心に残る映画というのは、次から次に思い出されてくる。
　困ったものだ。
　
　

気が向いたらで結構ですが、ご協力を。

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