[随感日記] 16歳の頃
昨夜も、前夜と同じく、読書に耽ってました。
今年の8月に出版になった本を約半年遅れで、読み終えたのが、下記の本です。
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/08/17
- メディア: 新書
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従来の文科省(政権が交代して変わってないと思いますが)に対する内田さんの一本筋の入った考えが、述べられている。
私としては、至極当然の考え方が書かれていると納得しました。
また、メディアに対する考え方も、これまた至極当然のことがかかれているのです。
言い古されたことではあるのですが、今のマスメディアの方たちは、この至極当然の主張をしないどころか、自分たちが加害者であるという認識すら持っていないことが現状なんだと再認識しました。
そして、今朝は、よしだたくろうさんの懐かしいアルバムを聴きながら、下記の本を読み見始めるました、すると、J.D.サリンジャーさん(村上春樹翻訳)の「ライ麦畑でつかまえて」が紹介されています。
- 作者: J.D.サリンジャー,村上春樹
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2003/04/11
- メディア: 単行本
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机の周りを探すと出てきたので、パラパラと読み始めました。
旧訳を読了したのは、かなり昔(30年前)のことなので殆んど記憶がないのですが、なんとなく昔読んだ時と印象が違うんです。
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: アルテスパブリッシング
- 発売日: 2007/09/29
- メディア: 単行本
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この楽曲が流れてきたので、つい耳がそちらに集中してます。
「どうしてこんなに悲しいんだろう」
http://www.youtube.com/watch?v=BnJdT6MiKOU
16歳の時にリアルタイムで聴いたこの楽曲は、その当時の私の心のなかにスッと入り込んできて、いつのまにか心の奥深い所にまで沁みこんでいき、気づくと無意識に口ずさむ楽曲の一つになってしまいました。
そして、その当時読んだカミユさんの「異邦人」とか「シジフォスの神話」が、先ほどの「街場のメディア論」の中に登場していたのです。
きっと、この文章が私の記憶を掘り起こし、それで「人間なんて」を聴いてみようという気持ちを起させたのでしょう。
- 作者: カミュ,窪田啓作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1963/07/02
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: アルベエル・カミュ,矢内原伊作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1954
- メディア: 文庫
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- 作者: 庄司薫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1969/08/07
- メディア: 単行本
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