[随感日記] 16歳の頃

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 昨夜も、前夜と同じく、読書に耽ってました。
 今年の8月に出版になった本を約半年遅れで、読み終えたのが、下記の本です。

 

街場のメディア論 (光文社新書)

街場のメディア論 (光文社新書)

 この本は、内田さんの勤務する学校の学生たちに対する講義内容を、本にしたものだそうです。
 従来の文科省(政権が交代して変わってないと思いますが)に対する内田さんの一本筋の入った考えが、述べられている。
 私としては、至極当然の考え方が書かれていると納得しました。
 また、メディアに対する考え方も、これまた至極当然のことがかかれているのです。
 言い古されたことではあるのですが、今のマスメディアの方たちは、この至極当然の主張をしないどころか、自分たちが加害者であるという認識すら持っていないことが現状なんだと再認識しました。


 そして、今朝は、よしだたくろうさんの懐かしいアルバムを聴きながら、下記の本を読み始めました、すると、J.D.サリンジャーさん(村上春樹翻訳)の「ライ麦畑でつかまえて」が紹介されています。

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャー・イン・ザ・ライ

 そういえば、この本を持っていたことを思い出しました、だけど読んだ記憶がない。
 机の周りを探すと出てきたので、パラパラと読み始めました。
 旧訳を読了したのは、かなり昔(30年前)のことなので殆んど記憶がないのですが、なんとなく昔読んだ時と印象が違うんです。
 
よしだたくろう 人間なんて(紙ジャケット仕様)

よしだたくろう 人間なんて(紙ジャケット仕様)

 
村上春樹にご用心

村上春樹にご用心

 あいにく、旧訳は手元にないので、年が明けたら図書館に行って、ざっと目を通してみるとしよう。 

 この楽曲が流れてきたので、つい耳がそちらに集中してます。
「どうしてこんなに悲しいんだろう」
  http://www.youtube.com/watch?v=BnJdT6MiKOU
 16歳の時にリアルタイムで聴いたこの楽曲は、その当時の私の心のなかにスッと入り込んできて、いつのまにか心の奥深い所にまで沁みこんでいき、気づくと無意識に口ずさむ楽曲の一つになってしまいました。
 そして、その当時読んだカミユさんの「異邦人」とか「シジフォスの神話」が、先ほどの「街場のメディア論」の中に登場していたのです。
 きっと、この文章が私の記憶を掘り起こし、それで「人間なんて」を聴いてみようという気持ちを起させたのでしょう。
 

異邦人 (新潮文庫)

異邦人 (新潮文庫)

 
シジフォスの神話 (1954年) (新潮文庫)

シジフォスの神話 (1954年) (新潮文庫)

 上記2作品は、庄司薫さんの「赤頭巾ちゃん気をつけて」と同時に、中学校の担任教師から紹介していただいたものと記憶しているが、それが在校中だったのか卒業後だったのか、記憶が曖昧だ。
 
赤頭巾ちゃん気をつけて

赤頭巾ちゃん気をつけて

 

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