大本営発表体制って?

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 読んでいるうちに、だんだん苛立ちから怒りに変わってきます。
 何かと言いますと、前回エントリーしたこの本です。

 

安全保障としての医療と介護

安全保障としての医療と介護

 第7章 医療崩壊の責任
  小泉政権市場原理主義
  政治の責任
  厚労省批判
  ● 官僚体質 ● 医療制度の不可思議 ● 厚労省のウソつき
 「将来の国民医療費についての予測値が発表のつど違う数字になっていて、各新聞社も発表の都度大きく記事にしているのだから、新聞記者も知っているはずなのに、過去の予測値の間違いを指摘せず、大本営発表そのまま掲載している。年金問題でも明らかなように、厚労省の予測統計は常に大きく間違っています。間違った情報を流し、日本の医療を間違った方向に導こうとしているのです。」また、「平成18年に厚生労働省が発表したところによると、日本の平均入院日数は36.4日、アメリカ6.5日、イギリス7.6日、ドイツ10.9日、フランス13・4日で、この長期入院が医療費の無駄と指摘していましたが、この統計はまったくのウソです。」と現職の医師が指摘している。
 敗戦により、大本営発表と言うものは歴史的遺物およびフィクションの世界の物語だと思っていたのだが、とんでもない認識間違いだということになる。
 自民党時代の厚労省って、国民の命をどういう風に考えていたんだろうと、政権が交代したとしても、基本的なところは、そんなに簡単に変わるわけないと思うと、とんでもなく怖いことです。
 本来ならば、今の若い人たちが、今の大人社会をドンドン批判すべきなんだと思う。
 ところが、足の引っ張り合い的な主張とか後ろ向きな発言はよく目にするけれど、前向きに世の中を良くしようという坂本龍馬的な意見にお目にかかったことがない。
 というよりも、そういうことを言いにくい世の中にしてしまったんだろう。
<追記>

  
■「自治体病院が赤字になるのは、赤字になるように診療報酬が低く設定されているから
   自治体から自治体病院への繰入金(補助金)を削減しているから
   自治体の財政悪化、医療を大切にしない自治体の体質
    ⇒ 医療崩壊を招いた」
   って、本当なんでしょうか?

  「自治体病院の存続は、自治体の首長と議員の考え方次第
   廃院になって住民が真っ青になっても後の祭り。」

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