似非高等遊民
早期退職した同僚に、久しぶりに近況の確認メールを送ってみた。
しばらくして、同僚からメールが返電されてきた内容は、
「民間職業紹介会社の推薦で、本日面接予定。現在応募中の会社が3社。」との回答が返ってきた。
わぁ、完全に出遅れて、負けているという焦りと不安な気持ちがフツフツと沸いて来た。
既に、退職してから8ヶ月経過。
なんとか、雇用保険が出る間には、次の職場を決めないと、それから先の生活の見通しが全く立たないのが現状だ。
まるで、高等遊民のような今の生活ではあるが、いつまでもこの生活を続けることが出来ない。
しかし、こうやって読み書きすることを苦痛に感じないのだから、改めて好きなんだということに気づいた。
「お金で愛(=幸せ)は買えない」とビートルズは、かつて歌ったけれど、「お金でしか安心を買うことができないのかも」しれないと思い始めている。
と、北欧のような国であれば、いいのにとつくづく思う。
確かに、税金や保険料は高いんだそうなのだが、それだけの見返りを国からあるという国に対する信用がある。
どこかの国のように、税金や保険料が、消えたり横流しにあったりして、信用をなくしているのとは大違いだと思う。