理解不能。
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勤務先近くの図書館で探していた本を見つけ、パラパラと頁を繰る。
- 作者: 柳澤桂子,堀文子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/09/18
- メディア: 単行本
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ただ、今まで読んだ般若心経とは違って、こういう訳しかたがあったのかと驚かされました。
最近、宇宙論とか進化論について書かれた本を読んでいて思うのは、昔興味本位で頁を繰った中国の古典に通じんじゃないかと思い始めてます。
当時は、中国古典には、科学的な裏付けがないので、ある種想像的なものと思っていたのですが、全く想像とも言えないのではないかって思い始めてます。
136億年前にビッグバンで宇宙が誕生して、素粒子から元素ができ、その元素から高分子の細胞ができて、多細胞の生物が誕生したなんて話を聞くと、「なんでそんなことがわかるのかって」素直に信じられないです。
じゃあビッグバンの前は、どうなっていたんだろうとか、宇宙は拡大しているなんて話を聞くと、宇宙の端っこってどうなっているんだろうという、全く理解不能です。
理解不能ですが、今こうしてここにいるということだけは確かなことだと受け入れるしかない。
素粒子の本を読んでいると、これまた理解不能な内容です。
それを理解できている人たちがいるっていうのも、理解不能です。
ただ、その人たちも、全てがわかっているわけではないと言ってます。
今生きているこの世界には、解明されていない謎に溢れているようです。