［日記］[チーズの目]１４４ 久しぶりの雨降り。

今日は、ここの家の次女が、いつもより早い出勤だ。
外は、久しぶりの雨の音が聞こえる。
朝散歩は、その雨の中をここの家のママと行って来た。
干からびてひび割れを起こしていた土は、この雨で潤ってる。
そして、僕の身体もこの雨でびっしょりに濡れてしまった。
ここの家のママが、タオルでしっかり雨を拭い取ってくれたので、今は自然乾燥中だ。

今日は、ここの家の長男の面接があるみたいで、長男がここの家のパパに自動車で最寄の駅まで送って欲しいって頼んでる。
外出準備が出来たみたいなんだけれど、僕は置いてきぼりにされそうなんだ。
だから、「僕も外に連れて行ってくれ。」って、頼みの声を上げた。
最初は、そんな僕の声は無視されていたんだ。
だけど、やっと僕の声が通じたみたいで、一緒に外出できる。
自動車に乗せられた。
僕は、助手席に座っている長男の膝の上に乗ってご機嫌。
なんか、なかなか進まない。
やっと、最寄り駅に着いた。
長男は、ここで降りて試験場に電車で行くんだって。
「頑張ってこいよ。」って、ここの家のパパが、父親らしい言葉をかけている。
「行ってくる。」と、ポツンと一言言って、長男は駅の階段を上っていった。
これから、帰るのかと思ったら、近くの図書館に連れて行かれた。
だけど、図書館の駐車場が満杯だったのね、ここの家のパパは図書館に行くのは諦めたようだ。
あれっ、僕の期待を裏切って、もう家に帰っちゃうの。
だんだん、雨の勢いが増してきて、雨音もすごく激しくなってきた。
そんな中、早朝出勤してた次女が帰ってきた。
ここの家のパパは、出かける予定だったけど止めたのかな。

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